NSK先端技術部会

2006-05-11

次世代のWebサービスを担う技術 - Apache Axis2正式版公開 (MYCOMジャーナル)

次世代のWebサービスを担う技術 - Apache Axis2正式版公開 (MYCOMジャーナル)

The Apache Axis Development Teamは4日(米国時間)、Apache Axis2の正式版となるApache Axis2 1.0を公開した。Apache AxisはJavaによるSOAP(Simple Object Access Protocol)仕様の実装であり、Apache SOAP 2.xの後継版にあたる。Apache AxisではApache SOAPをトリーミングモデルを中心に設計し直した上、JAX-RPCやWSDL(Web Service Description Language)のサポートなども追加された。そして今回リリースされたApache Axis2では、Apache Axisでの経験を活かしてSOAPスタックをさらに再設計/再実装した上、SOAP実装だけでなくREST(Representational State Transfer)スタイルのWebサービスもサポートしている。

Webサービス研究会でも使っていた、WebサービスフレームワークのAxisがAxis2となって返ってきました。
名前は引き継いでいますが、中身は別物のようです。(使い方はAxisそのままでも問題ない)
なによりうれしいのは、WS系の標準を簡単にプラグインできるようになったことです。以前は苦労してWS-Securityを使う仕組みを作ってましたが、そのあたりはずいぶんと楽になっているのではないでしょうか?
WS-Securityの他にもApache XMLプロジェクトで着々と各標準のモジュールが作成されているので、標準対応が簡単に出来るようになっているようです。

@IT:オブジェクト指向の世界(13) モノとコトによるモデリング

@IT:オブジェクト指向の世界(13)

オブジェクト指向の特徴であり、同時にオブジェクト指向を分かりにくくしている「何でもオブジェクト」の問題についてあらためて考えてみたいと思います。物理的なモノを表すオブジェクト(モノ)と事象を表すオブジェクト(コト)を区別するとオブジェクト指向は理解しやすくなると思います。さらにこの事象をモノとモノとの関連クラスとして表すと、その意味がより明確になります。

説明しづらいオブジェクトモデリングが、モノ・コトという切り口でわかりやすくまとめられています。
ただし、クラス抽出とオブジェクトモデリングは別物であることに注意。

2006-05-09

【レポート】Wicket入門 - JavaとHTMLだけで作るWebアプリケーション (1) Wicketとは? (MYCOMジャーナル)

【レポート】Wicket入門 - JavaとHTMLだけで作るWebアプリケーション (1) Wicketとは? (MYCOMジャーナル)

Wicketとは、簡単に言ってしまえば「シンプルなHTMLとJavaのコードだけでWebアプリケーションを作成するためのフレームワーク」である。 Wicketでは、動的なWebページの構成をデザインとロジックに分割し、画面のデザインを記述するHTMLにはロジックのためのコードを埋め込まないようになっている。これによってデザインのためのマークアップとJavaのコードを混ぜて記述する必要が無くなり、デザイナとプログラマの仕事を完全に独立させることができる。