NSK先端技術部会

2005-08-18

Apache Axis2 Version 0.91 Released!

Apache Axis2 is an effort to re-implement both Axis/Java and Axis/C++ on a new architecture. Building upon the "handler chain" model developed in Axis1, Axis2 introduces a more flexible pipeline architecture which lends itself to greater modularity and extensibility. This extensibility will allow Axis2 to act as a foundation for a growing constellation of associated Web Services protocols including:

* WS-ReliableMessaging
* WS-Security
* WS-Addressing

機械翻訳+拙訳:
アパッチAxis2は、新しい構造でAxis/JavaとAxis/C++の両方を再実装するための取り組みです。 Axis1で開発された「ハンドラチェーン」モデルを当てにして、Axis2は、よりすばらしいモジュール方式と拡張性に適しているよりフレキシブルなパイプライン構造を紹介します。 この拡張性で、Axis2は以下のものを含む増加し続けるウェブサービス関連プロトコル群の基礎として機能するでしょう。

  • WS-ReliableMessaging
  • WS-Security
  • WS-Addressing


Axis2 is becoming more and more stable. Download it! This 0.91 release is a glimpse of 1.0 that should be comming soon. This 0.91 release contains the following additional features:

* File Caching for MTOM
* SOAP Faults based on the SOAP version and better fault handling
* Different character encoding support
* Improved infoset support in AXIOM
* Improved code generation templates
* Numerous bug fixes

We are getting closer to a 1.0 release, the remaining tasks to be completed before a 1.0 release include: SOAP 1.1 and 1.2 validation, JAX-RPC 1.1/2.0 compliance, Complete XML infoset support for AXIOM, implementation of JMS transport, and Web Service Policy support.

機械翻訳+拙訳:
Axis2はますます安定するようになっています。 ダウンロードしてください! リリース0.91では、まもなくリリースされるべきである1.0を垣間見ることができるでしょう。 このリリース0.91は以下の付加的な機能を含んでいます。

  • MTOMのためのファイルキャッシュ
  • SOAPバージョンと、より良い欠点取り扱いに基づくSOAP Faults
  • 異なった文字符号化サポート
  • AXIOMでの改良されたinfosetサポート
  • 改良されたコード生成テンプレート
  • 多数のバグフィックス
私たちが、1.0がリリースするまでに完成するべきである残タスクは: SOAP1.1と1.2の妥当性確認、JAX-RPC1.1/2.0への準拠、AXIOM向けComplete XML infoset、JMS transportの実装と、Web Service Policyのサポートです。

2005-08-17

ITmedia エンタープライズ:マツムラ氏を中心にOASISがSOAブループリント作成に取り組む

ITmedia エンタープライズ:マツムラ氏を中心にOASISがSOAブループリント作成に取り組む

標準化団体であるOASISは8月15日、効率的なSOAのアーキテクチャーと実装への道筋を示すブループリントを作成する計画を明らかにした。ブループリントには、具体的な製品やプラットフォームが規定されない。

標準化団体のOASISがSOAのアーキテクチャに関するガイダンスを作成するようです。
SOA(Service Oriented Architecture)とは、アプリケーションの各機能をサービスとして作成、もしくはさまざまな目的で作成されたアプリケーションの機能をサービスとして再定義し、サービス同士を有機的に結合することで別々であったアプリケーションを統合したり、アプリケーションを高機能化したりできるようにするアーキテクチャです。動作環境の異なるさまざまなサービスを結びつけるためにWebサービスが利用されます。

2005-08-16

@IT:W3C/XML Watch - 8月版

@IT:W3C/XML Watch - 8月版

6月は「XMLキー管理仕様(XKMS 2.0)」とそのバインディングが勧告になりました。あらためてセキュリティ関連のXML仕様を整理してみます。またジャストシステムから発表されたXMLツールについても取り上げます。

 6月に勧告となったXKMSは2つのサービスから成り立っています。鍵情報の取得や検証を行うX-KISSと、鍵情報の登録管理を行うX-KRSSです。「XKMSバインディング」ではSOAPでXKMSが行えるように規定されています。XKMS関連仕様により、Webサービスにて公開鍵基盤(PKI)を使用できるようになります。なお大ざっぱにいうと、PKIに関する仕様には今回のXKMSのほかにXML EncryptionとXML-Signatureがあります。そしてXML-SignatureをSAMLやXACMLが利用するといったように、セキュリティ技術は相互に関連性があります。

XKMSはWebサービスでPKIを利用するための規格で、セキュアなWebサービスを作成する上で必須な技術と言えます。その最新版が勧告となったようです。

2005-08-12

Google Maps APIを使った地図サービスが次々登場--ブログ、求人、映画と連携 - CNET Japan

Google Maps APIを使った地図サービスが次々登場--ブログ、求人、映画と連携 - CNET Japan
Google Maps APIを利用したサービスがいろいろと出現してきたようです。

2005-08-11

アマゾン、Webサービスに関する特許を申請--消費者の財布に入り込む新たな武器に - CNET Japan

アマゾン、Webサービスに関する特許を申請--消費者の財布に入り込む新たな武器に - CNET Japan

このサービスでは、消費者はWebサービスを検索することができ、そうしたサービスをすでに利用した他の消費者のコメントやレビューも参照できる。Amazonはまた、サービスの提供企業に対して、正当な利用者だけがサービスにアクセスしていることを保証していく意向だ。

NSKが作成したWebサービスをAmazonのサービスに登録することで、料金の徴収などが可能になるようです。AmazonのWebサービスと組み合わせられるようなものでないと難しいのかもしれませんが。

2005-08-10

サンのJava新資格、SJC-Aの狙いは?

不定期コラム Engineerを考える(10)
長澤が運良く当選し、ベータ版試験を受けることができたSJC-A資格の解説です。
若干長澤とは見解が異なる部分があります。
一部引用すると、

 SJC-Aが従来のJava関連の認定資格と異なる点は、主たる対象をプログラマに限らないということだ。例えば客先で将来の戦略などを提案するコンサルタントや営業なら、数ある技術の違いや性質を理解したうえでないと説得力がない。またJavaを使う開発部署の上司や、委託先から提出された成果物を評価したり先方と調整を図る立場なら、秀でたコーディング技術は必要ないが、せめてJava技術の性質を知らないと意思疎通に困るだろう。さらにいえば、成果主義の企業において技術職の部下を評価する側が技術に疎いとなると、査定内容の信頼性が疑われかねないし、評価される側との不和も生じかねない。

 だからといってすべての管理職が取得するべきとまではいいにくいが、Javaプログラマの周辺にはJava技術の概要をそこそこ知っていると望ましい立場がある。SJC-Aとはそうした人物らが持つべき知識を問い、それにお墨付きを与えるものと考えるといいようだ。

このあたりには同意できますが、
 もちろん、これからプログラマを目指す人が挑戦してもいい。最初にJava技術の概要を把握し、そこから深く極めていくのもいいだろう。ちょうどこの SJC-Aは一般的な技術職の新入社員が新人研修で習得する範囲のJava知識が問われるレベルになる。新人研修後にどれだけ一般的な知識を習得したかを図る目安ともなりそうだ。またJavaの基礎研修後に「SJC-Pを取るほどではないが」という進路を持つ人にも適しているかもしれない。つまり営業に近いことをしたり、Javaではないがそれに近い技術を専門にする技術者などだ。

 新人なら最初に基礎とほかとの接点を概略的に把握しておけば、将来の方向性を見極めるときや将来ほかの技術に手を伸ばすときにも役立つかもしれない。そう考えると、もしかしたらエンジニア志望の学生が就職活動前に取得することもあり得そうだ。

ここはちょっと見解が異なります。
当社に入社する社員の大半はプログラマとして仕事をします。単にプログラマであるだけならば、SJC-A資格は範囲が広すぎてその知識を役立てることのできない資格になりかねません。営業職がこの資格を取るのには賛成ですが、新人プログラマはAの前にPを取るべきでしょう。

SJC-A資格の範囲がどれほど広いかと言うと、ベータ版を受けた限りではJ2SE/EE/MEの特徴からJavaの基本的な言語仕様、はてはHTMLやJavascriptまでが出題されました。
Javaの基本的な言語仕様は役に立ちそうですが、その他の部分が即仕事に直結するかは疑問です。